確認テスト④ 生活支援技術2

排泄介助において、介護職は利用者の尊厳（そんげん）を守ることとして、最も正しい方法を1つ選びなさい。

• 介助中は利用者に声かけをせず、速やかに対応する。

• 排泄物の状態を観察（かんさつ）せず、そのまま処理する。

• 利用者の羞恥心（しゅうちしん）に配慮（はいりょ）し、プライバシーを保護する。

• 排泄の失敗に対し、注意をすることで改善（かいぜん）を促す。

• 全ての利用者に同じ介助方法を適用する。

便秘予防として、正しいものを1つ選びなさい。

• 水分摂取を制限し、便が柔らかくならないようにする。

• 利用者の運動を制限し、体を動かさないようにする。

• 利用者が便意を訴（うった）えても、忙しい場合は後回しにする。

• ベッド上での体操は便秘に効果がないため行わない。

• 利用者の排便習慣を確認し、自然なリズムを大切にする。

頻尿（ひんにょう）が見られる利用者に対してアセスメント方法として、正しいものを1つ選びなさい。

• 排尿時の量を観察しない。

• 尿の色や濁（にご）りを確認せず、そのまま廃棄（はいき）する。

• 下腹部の痛みや違和感（いわかん）は利用者に尋（たず）ねなくてもよい。

• 24時間の排尿時間を記録する。

• 医療職に状況を伝えることは不要である。

認知症利用者への排泄介助として、最も正しいものを1つ選びなさい。

• 利用者の排泄リズムを理解し、適切に誘導する。

• トイレの場所を毎回変更して利用させる。

• 利用者の意思を無視してトイレに連れて行く。

• 排泄時の失敗をその場で注意する。

• 利用者に一切声をかけない。

訪問介護サービスにおいて、介護福祉士が行う対応として、正しいものを1つ選びなさい。

• 利用者の金銭（きんせん）を管理する。

• 利用者の生活歴や希望を把握（はあく）し、その人らしい生活を支援する。

• 家族にすべての支援内容を一任する。

• 買い物支援時、事前の確認を省略（しょうりゃく）する。

• 必要に応じて成年後見人になる。

認知症の利用者に金銭管理（きんせんかんり）が必要になった場合、適切な支援として、正しいものを1つ選びなさい。

• 利用者の判断力が低下しても金銭管理を継続（けいぞく）させる。

• 成年後見制度の利用を提案（ていあん）する。

• 介護福祉士が金銭（きんせん）を預かる。

• 家族にすべてを任せる。

• 利用者が希望すれば管理を代行（だいこう）する。

洗濯物を清潔（せいけつ）に保つ方法として、最も正しいものを1つ選びなさい。

• 色物と白物は一緒に洗濯する。

• 洗濯物が少ない場合は干さずに保管（ほかん）する。

• 洗剤は必ず酸性（さんせい）タイプを使う。

• 防虫剤は多くの種類を併用（へいよう）して衣類を保護する。

• 嘔吐物（おうとぶつ）や便の汚れがある場合は分けて洗濯する。

食品アレルギーとして、正しいものを1つ選びなさい。

• 義務表示（ぎむひょうじ）されているアレルギー食品はすべての食品に含まれる。

• 義務表示対象には卵、乳、小麦などが含まれる。

• 義務表示の対象は加工食品のみである。

• アレルギー食品は完全に避（さ）ける必要はない。

• 義務表示の対象食品は日本独自の基準で決められていない。

高齢者に対する調理支援として、正しいものを1つ選びなさい。

• 過去の食習慣を無視して現代の食生活に合わせる。

• 嗜好（しこう）や行事に合わせた食事作りを心がける。

• 食塩の摂取量を気にせず自由に調理する。

• 野菜や果物を完全に避（さ）ける。

• 使用する調理器具の収納場所（しゅうのうばしょ）は変えて良い。

成年後見制度として、最も正しいものを1つ選びなさい。

• 介護福祉士が成年後見人として利用者の財産を管理する。

• 判断能力が不十分の認知症の人などが利用できる。

• 成年後見人はすべての利用者に義務付けられる。

• 家族の希望で制度が利用できる。

• 成年後見人は介護サービスの提供責任者になる。