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Worksheets小倉百人一首
Total questions: 100
Worksheet time: 50mins
Name
Class
Date
1.
秋の田のかりほの庵のとまをあらみ
a)
我がころも手は露にぬれつつ
b)
我が衣手に雪はふりつつ
c)
むべ山風をあらしといふらむ
d)
ながくもがなと思ひけるかな
e)
松もむかしの友ならなくに
2.
春過ぎて夏来にけらし白妙の
a)
衣ほすてふ天の香具山
b)
雲のいづこに月やどるらむ
c)
暁ばかりうきものはなし
d)
流れもあへぬもみぢなりけり
e)
わが身世にふるながめせしまに
3.
あしひきの山どりの尾のしだり尾の
a)
ながながし夜をひとりかもねむ
b)
ながくもがなと思ひけるかな
c)
人こそ見えね秋はきにけり
d)
世を宇治山と人はいふなり
e)
花ぞむかしの香ににほひける
4.
田子の浦にうちいでて見れば白妙の
a)
富士の高嶺に雪はふりつつ
b)
末の松山波こさじとは
c)
人知れずこそ思ひそめしか
d)
衣ほすてふ天の香具山
e)
流れもあへぬもみぢなりけり
5.
おく山に紅葉ふみわけなく鹿の
a)
声きく時ぞ秋はかなしき
b)
昔はものを思はざりけり
c)
花ぞむかしの香ににほひける
d)
乱れそめにしわれならなくに
e)
ながながし夜をひとりかもねむ
6.
かささぎのわたせる橋におく霜の
a)
白きを見れば夜ぞふけにける
b)
松もむかしの友ならなくに
c)
今ひとたびのみゆき待たなむ
d)
いつみきとてか恋しかるらむ
e)
まつとしきかば今かへり来む
7.
天の原ふりさけ見れば春日なる
a)
三笠の山に出でし月かも
b)
花ぞむかしの香ににほひける
c)
乱れそめにしわれならなくに
d)
あはでこの世を過ぐしてよとや
e)
人の命の惜しくもあるかな
8.
我が庵は都のたつみしかぞすむ
a)
世を宇治山と人はいふなり
b)
世を思ふゆゑにもの思ふ身は
c)
昔はものを思はざりけり
d)
花ぞむかしの香ににほひける
e)
しづ心なく花の散るらむ
9.
花の色はうつりにけりないたづらに
a)
わが身世にふるながめせしまに
b)
わが身ひとつの秋にはあらねど
c)
末の松山波こさじとは
d)
人知れずこそ思ひそめしか
e)
暁ばかりうきものはなし
10.
これやこの往くもかへるも別れては
a)
知るも知らぬも逢坂の関
b)
いつみきとてか恋しかるらむ
c)
わが身ひとつの秋にはあらねど
d)
行く方も知らぬ恋の道かな
e)
有明の月を待ち出でつるかな
11.
わたの原八十島かけて漕ぎ出でぬと
a)
人にはつげよあまのつり舟
b)
人に知られでくるよしもがな
c)
わが身世にふるながめせしまに
d)
富士の高嶺に雪はふりつつ
e)
衣ほすてふ天の香具山
12.
天津風雲の通ひ路吹きとぢよ
a)
をとめの姿しばしとどめむ
b)
今ひとたびのみゆき待たなむ
c)
いつみきとてか恋しかるらむ
d)
わが身ひとつの秋にはあらねど
e)
昼は消えつつものをこそ思へ
13.
つくばねの峰よりおつるみなの川
a)
恋ぞつもりて淵となりぬる
b)
恋しかるべき夜半の月かな
c)
人に知られでくるよしもがな
d)
つらぬきとめぬ玉ぞ散りける
e)
夢の通ひ路人目よくらむ
14.
陸奥のしのぶもぢずり誰ゆゑに
a)
乱れそめにしわれならなくに
b)
乱れて今朝はものをこそ思へ
c)
しづ心なく花の散るらむ
d)
ながながし夜をひとりかもねむ
e)
世を宇治山と人はいふなり
15.
君がため春の野に出でて若菜つむ
a)
我が衣手に雪はふりつつ
b)
ながくもがなと思ひけるかな
c)
我がころも手は露にぬれつつ
d)
からくれなゐに水くくるとは
e)
吉野の里にふれる白雪
16.
立ち別れいなばの山の峰に生ふる
a)
まつとしきかば今かへり来む
b)
むべ山風をあらしといふらむ
c)
ながくもがなと思ひけるかな
d)
人をも身をも恨みざらまし
e)
今ひとたびのみゆき待たなむ
17.
千早ぶる神代もきかず龍田川
a)
からくれなゐに水くくるとは
b)
流れもあへぬもみぢなりけり
c)
人にはつげよあまのつり舟
d)
吉野の里にふれる白雪
e)
人に知られでくるよしもがな
18.
住の江の岸による波よるさへや
a)
夢の通ひ路人目よくらむ
b)
紅葉のにしき神のまにまに
c)
おきまどはせる白菊の花
d)
むべ山風をあらしといふらむ
e)
つらぬきとめぬ玉ぞ散りける
19.
難波潟みじかき芦のふしの間も
a)
あはでこの世を過ぐしてよとや
b)
しづ心なく花の散るらむ
c)
ながながし夜をひとりかもねむ
d)
人の命の惜しくもあるかな
e)
声きく時ぞ秋はかなしき
20.
わびぬれば今はた同じ難波なる
a)
身をつくしても逢はむとぞ思ふ
b)
身をつくしてや恋ひわたるべき
c)
からくれなゐに水くくるとは
d)
砕けてものを思ふころかな
e)
人めも草もかれぬと思へば
21.
今来むといひしばかりに長月の
a)
有明の月を待ち出でつるかな
b)
人をも身をも恨みざらまし
c)
白きを見れば夜ぞふけにける
d)
をとめの姿しばしとどめむ
e)
わが身ひとつの秋にはあらねど
22.
吹くからに秋の草木のしをるれば
a)
むべ山風をあらしといふらむ
b)
末の松山波こさじとは
c)
恋ぞつもりて淵となりぬる
d)
つらぬきとめぬ玉ぞ散りける
e)
ものや思ふと人の問ふまで
23.
月見ればちぢにものこそ悲しけれ
a)
わが身ひとつの秋にはあらねど
b)
わが身世にふるながめせしまに
c)
まつとしきかば今かへり来む
d)
昼は消えつつものをこそ思へ
e)
白きを見れば夜ぞふけにける
24.
このたびは幣も取りあへず手向山
a)
紅葉のにしき神のまにまに
b)
わが身ひとつの秋にはあらねど
c)
行く方も知らぬ恋の道かな
d)
末の松山波こさじとは
e)
雲のいづこに月やどるらむ
25.
名にしおはば逢坂山のさねかづら
a)
人に知られでくるよしもがな
b)
人にはつげよあまのつり舟
c)
人知れずこそ思ひそめしか
d)
あまりてなどか人の恋しき
e)
人をも身をも恨みざらまし
26.
小倉山峰のもみぢ葉心あらば
a)
今ひとたびのみゆき待たなむ
b)
今ひとたびの逢ふこともがな
c)
夢の通ひ路人目よくらむ
d)
我がころも手は露にぬれつつ
e)
ながくもがなと思ひけるかな
27.
みかの原わきて流るる泉川
a)
いつみきとてか恋しかるらむ
b)
いづこもおなじ秋の夕暮
c)
我がころも手は露にぬれつつ
d)
まつとしきかば今かへり来む
e)
人をも身をも恨みざらまし
28.
山里は冬ぞさびしさまさりける
a)
人めも草もかれぬと思へば
b)
流れもあへぬもみぢなりけり
c)
人をも身をも恨みざらまし
d)
我が衣手に雪はふりつつ
e)
からくれなゐに水くくるとは
29.
心あてに折らばや折らむ初霜の
a)
おきまどはせる白菊の花
b)
行く方も知らぬ恋の道かな
c)
吉野の里にふれる白雪
d)
恋ぞつもりて淵となりぬる
e)
松もむかしの友ならなくに
30.
有明のつれなく見えし別れより
a)
暁ばかりうきものはなし
b)
をとめの姿しばしとどめむ
c)
知るも知らぬも逢坂の関
d)
紅葉のにしき神のまにまに
e)
末の松山波こさじとは
31.
朝ぼらけ有明の月と見るまでに
a)
吉野の里にふれる白雪
b)
わが身世にふるながめせしまに
c)
富士の高嶺に雪はふりつつ
d)
人に知られでくるよしもがな
e)
あまりてなどか人の恋しき
32.
山川に風のかけたるしがらみは
a)
流れもあへぬもみぢなりけり
b)
人めも草もかれぬと思へば
c)
紅葉のにしき神のまにまに
d)
わが身世にふるながめせしまに
e)
人知れずこそ思ひそめしか
33.
久かたの光のどけき春の日に
a)
しづ心なく花の散るらむ
b)
我が衣手に雪はふりつつ
c)
身をつくしても逢はむとぞ思ふ
d)
人こそ見えね秋はきにけり
e)
昔はものを思はざりけり
34.
誰をかも知る人にせむ高砂の
a)
松もむかしの友ならなくに
b)
暁ばかりうきものはなし
c)
ものや思ふと人の問ふまで
d)
夢の通ひ路人目よくらむ
e)
むべ山風をあらしといふらむ
35.
人はいさ心も知らずふるさとは
a)
花ぞむかしの香ににほひける
b)
花よりほかに知る人もなし
c)
身のいたづらになりぬべきかな
d)
しづ心なく花の散るらむ
e)
人こそ見えね秋はきにけり
36.
夏の夜はまだよひながら明けぬるを
a)
雲のいづこに月やどるらむ
b)
雲がくれにし夜半の月かな
c)
をとめの姿しばしとどめむ
d)
知るも知らぬも逢坂の関
e)
行く方も知らぬ恋の道かな
37.
白露に風の吹きしく秋の野は
a)
つらぬきとめぬ玉ぞ散りける
b)
雲のいづこに月やどるらむ
c)
我が衣手に雪はふりつつ
d)
ものや思ふと人の問ふまで
e)
おきまどはせる白菊の花
38.
忘らるる身をば思はず誓ひてし
a)
人の命の惜しくもあるかな
b)
人こそ見えね秋はきにけり
c)
世を宇治山と人はいふなり
d)
声きく時ぞ秋はかなしき
e)
乱れそめにしわれならなくに
39.
浅茅生のをののしの原しのぶれど
a)
あまりてなどか人の恋しき
b)
あまの小舟の綱手かなしも
c)
流れもあへぬもみぢなりけり
d)
人にはつげよあまのつり舟
e)
富士の高嶺に雪はふりつつ
40.
しのぶれど色に出でにけりわが恋は
a)
ものや思ふと人の問ふまで
b)
人知れずこそ思ひそめしか
c)
からくれなゐに水くくるとは
d)
おきまどはせる白菊の花
e)
恋ぞつもりて淵となりぬる
41.
恋すてふわが名はまだき立ちにけり
a)
人知れずこそ思ひそめしか
b)
ものや思ふと人の問ふまで
c)
雲のいづこに月やどるらむ
d)
暁ばかりうきものはなし
e)
紅葉のにしき神のまにまに
42.
契りきなかたみに袖をしぼりつつ
a)
末の松山波こさじとは
b)
昼は消えつつものをこそ思へ
c)
有明の月を待ち出でつるかな
d)
雲のいづこに月やどるらむ
e)
知るも知らぬも逢坂の関
43.
逢ひ見ての後の心にくらぶれば
a)
昔はものを思はざりけり
b)
人をも身をも恨みざらまし
c)
人めも草もかれぬと思へば
d)
身のいたづらになりぬべきかな
e)
身をつくしても逢はむとぞ思ふ
44.
逢ふことの絶えてしなくはなかなかに
a)
人をも身をも恨みざらまし
b)
昔はものを思はざりけり
c)
人めも草もかれぬと思へば
d)
今ひとたびのみゆき待たなむ
e)
我がころも手は露にぬれつつ
45.
あはれともいふべき人は思ほえで
a)
身のいたづらになりぬべきかな
b)
人に知られでくるよしもがな
c)
我が衣手に雪はふりつつ
d)
身をつくしても逢はむとぞ思ふ
e)
砕けてものを思ふころかな
46.
由良のとをわたる舟人かぢをたえ
a)
行く方も知らぬ恋の道かな
b)
まつとしきかば今かへり来む
c)
昼は消えつつものをこそ思へ
d)
有明の月を待ち出でつるかな
e)
をとめの姿しばしとどめむ
47.
八重むぐらしげれる宿のさびしきに
a)
人こそ見えね秋はきにけり
b)
人こそ知らね乾く間もなし
c)
砕けてものを思ふころかな
d)
昔はものを思はざりけり
e)
身のいたづらになりぬべきかな
48.
風をいたみ岩うつ波のおのれのみ
a)
砕けてものを思ふころかな
b)
人にはつげよあまのつり舟
c)
吉野の里にふれる白雪
d)
人めも草もかれぬと思へば
e)
我が衣手に雪はふりつつ
49.
御垣守衛士のたく火の夜はもえ
a)
昼は消えつつものをこそ思へ
b)
ながくもがなと思ひけるかな
c)
人をも身をも恨みざらまし
d)
白きを見れば夜ぞふけにける
e)
いつみきとてか恋しかるらむ
50.
君がため惜しからざりし命さへ
a)
ながくもがなと思ひけるかな
b)
我が衣手に雪はふりつつ
c)
ながながし夜をひとりかもねむ
d)
松もむかしの友ならなくに
e)
夢の通ひ路人目よくらむ
51.
かくとだにえやは伊吹のさしも草
a)
さしも知らじな燃ゆる思ひを
b)
雲ゐにまがふ沖つ白波
c)
人こそ知らね乾く間もなし
d)
憂しと見し世ぞ今は恋しき
e)
なほ恨めしきあさぼらけかな
52.
明けぬれば暮るるものとは知りながら
a)
なほ恨めしきあさぼらけかな
b)
なほあまりある昔なりけり
c)
龍田の川のにしきなりけり
d)
憂きに堪へぬは涙なりけり
e)
人こそ知らね乾く間もなし
53.
歎きつつひとりぬる夜の明くる間は
a)
いかに久しきものとかは知る
b)
はげしかれとは祈らぬものを
c)
焼くや藻塩の身もこがれつつ
d)
あまの小舟の綱手かなしも
e)
今日をかぎりの命ともがな
54.
忘れじの行末までは難ければ
a)
今日をかぎりの命ともがな
b)
今日九重に匂ひぬるかな
c)
幾夜ねざめぬ須磨の関守
d)
外山の霞たたずもあらなむ
e)
焼くや藻塩の身もこがれつつ
55.
滝の音は絶えて久しくなりぬれど
a)
名こそ流れてなほ聞えけれ
b)
ふりゆくものは我が身なりけり
c)
なほ恨めしきあさぼらけかな
d)
あはれ今年の秋も去ぬめり
e)
さしも知らじな燃ゆる思ひを
56.
あらざらむこの世のほかの思ひ出に
a)
今ひとたびの逢ふこともがな
b)
龍田の川のにしきなりけり
c)
今ひとたびのみゆき待たなむ
d)
濡れにぞ濡れし色は変らず
e)
恋に朽ちなむ名こそ惜しけれ
57.
巡りあひて見しやそれともわかぬ間に
a)
雲がくれにし夜半の月かな
b)
雲のいづこに月やどるらむ
c)
みそぎぞ夏のしるしなりける
d)
忍ぶることのよわりもぞする
e)
霧立のぼる秋の夕暮
58.
有馬山猪名のささ原風吹けば
a)
いでそよ人を忘れやはする
b)
憂きに堪へぬは涙なりけり
c)
さしも知らじな燃ゆる思ひを
d)
芦のまろやに秋風ぞ吹く
e)
名こそ流れてなほ聞えけれ
59.
やすらはで寝なましものを小夜更けて
a)
傾くまでの月を見しかな
b)
あはれ今年の秋も去ぬめり
c)
いでそよ人を忘れやはする
d)
花よりほかに知る人もなし
e)
わが立つ杣に墨染の袖
60.
大江山いく野の道の遠ければ
a)
まだふみも見ず天の橋立
b)
乱れて今朝はものをこそ思へ
c)
傾くまでの月を見しかな
d)
われても末に逢はむとぞ思ふ
e)
世に逢坂の関はゆるさじ
61.
いにしへの奈良の都の八重桜
a)
今日九重に匂ひぬるかな
b)
今日をかぎりの命ともがな
c)
外山の霞たたずもあらなむ
d)
いかに久しきものとかは知る
e)
あまの小舟の綱手かなしも
62.
夜をこめて鳥のそら音ははかるとも
a)
世に逢坂の関はゆるさじ
b)
ねやのひまさへつれなかりけり
c)
わが立つ杣に墨染の袖
d)
かこち顔なるわが涙かな
e)
傾くまでの月を見しかな
63.
今はただ思ひ絶えなむとばかりを
a)
人づてならで言ふよしもがな
b)
みそぎぞ夏のしるしなりける
c)
忍ぶることのよわりもぞする
d)
恋しかるべき夜半の月かな
e)
ふるさと寒く衣うつなり
64.
朝ぼらけ宇治の川霧たえだえに
a)
あらはれわたる瀬々の網代木
b)
山の奥にも鹿ぞ鳴くなる
c)
世を思ふゆゑにもの思ふ身は
d)
幾夜ねざめぬ須磨の関守
e)
はげしかれとは祈らぬものを
65.
恨みわびほさぬ袖だにあるものを
a)
恋に朽ちなむ名こそ惜しけれ
b)
恋しかるべき夜半の月かな
c)
声きく時ぞ秋はかなしき
d)
三笠の山に出でし月かも
e)
あはでこの世を過ぐしてよとや
66.
もろともにあはれと思へ山桜
a)
花よりほかに知る人もなし
b)
花ぞむかしの香ににほひける
c)
芦のまろやに秋風ぞ吹く
d)
わが立つ杣に墨染の袖
e)
乱れて今朝はものをこそ思へ
67.
春の夜の夢ばかりなる手枕に
a)
かひなく立たむ名こそ惜しけれ
b)
かこち顔なるわが涙かな
c)
まだふみも見ず天の橋立
d)
みそぎぞ夏のしるしなりける
e)
ねやのひまさへつれなかりけり
68.
心にもあらでうき世にながらへば
a)
恋しかるべき夜半の月かな
b)
恋ぞつもりて淵となりぬる
c)
霧立のぼる秋の夕暮
d)
ふるさと寒く衣うつなり
e)
雲がくれにし夜半の月かな
69.
あらし吹く三室の山のもみぢ葉は
a)
龍田の川のにしきなりけり
b)
今ひとたびの逢ふこともがな
c)
名こそ流れてなほ聞えけれ
d)
雲ゐにまがふ沖つ白波
e)
かけじや袖の濡れもこそすれ
70.
寂しさに宿を立ち出でてながむれば
a)
いづこもおなじ秋の夕暮
b)
いつみきとてか恋しかるらむ
c)
三笠の山に出でし月かも
d)
今ひとたびの逢ふこともがな
e)
濡れにぞ濡れし色は変らず
71.
夕されば門田の稲葉おとづれて
a)
芦のまろやに秋風ぞ吹く
b)
人こそ知らね乾く間もなし
c)
憂しと見し世ぞ今は恋しき
d)
名こそ流れてなほ聞えけれ
e)
あはれ今年の秋も去ぬめり
72.
音にきく高師の浜のあだ波は
a)
かけじや袖の濡れもこそすれ
b)
人の命の惜しくもあるかな
c)
恋に朽ちなむ名こそ惜しけれ
d)
いづこもおなじ秋の夕暮
e)
今ひとたびの逢ふこともがな
73.
高砂の尾の上の桜咲きにけり
a)
外山の霞たたずもあらなむ
b)
ただ有明の月ぞのこれる
c)
はげしかれとは祈らぬものを
d)
焼くや藻塩の身もこがれつつ
e)
あらはれわたる瀬々の網代木
74.
うかりける人を初瀬の山おろしよ
a)
はげしかれとは祈らぬものを
b)
人づてならで言ふよしもがな
c)
身をつくしてや恋ひわたるべき
d)
衣かたしきひとりかも寝む
e)
世を思ふゆゑにもの思ふ身は
75.
契りおきしさせもが露を命にて
a)
あはれ今年の秋も去ぬめり
b)
龍田の川のにしきなりけり
c)
憂きに堪へぬは涙なりけり
d)
さしも知らじな燃ゆる思ひを
e)
憂しと見し世ぞ今は恋しき
76.
わたの原漕ぎ出でて見れば久かたの
a)
雲ゐにまがふ沖つ白波
b)
あはでこの世を過ぐしてよとや
c)
濡れにぞ濡れし色は変らず
d)
かけじや袖の濡れもこそすれ
e)
いづこもおなじ秋の夕暮
77.
瀬をはやみ岩にせかるる滝川の
a)
われても末に逢はむとぞ思ふ
b)
いでそよ人を忘れやはする
c)
花よりほかに知る人もなし
d)
世に逢坂の関はゆるさじ
e)
かこち顔なるわが涙かな
78.
淡路島通ふ千鳥の鳴く声に
a)
幾夜ねざめぬ須磨の関守
b)
もれ出づる月の影のさやけさ
c)
ただ有明の月ぞのこれる
d)
はげしかれとは祈らぬものを
e)
衣かたしきひとりかも寝む
79.
秋風にたなびく雲の絶え間より
a)
もれ出づる月の影のさやけさ
b)
かひなく立たむ名こそ惜しけれ
c)
雲がくれにし夜半の月かな
d)
人づてならで言ふよしもがな
e)
恋しかるべき夜半の月かな
80.
ながからむ心も知らず黒髪の
a)
乱れて今朝はものをこそ思へ
b)
憂しと見し世ぞ今は恋しき
c)
乱れそめにしわれならなくに
d)
いでそよ人を忘れやはする
e)
芦のまろやに秋風ぞ吹く
81.
ほととぎす鳴きつる方を眺むれば
a)
ただ有明の月ぞのこれる
b)
雲がくれにし夜半の月かな
c)
人づてならで言ふよしもがな
d)
身をつくしてや恋ひわたるべき
e)
山の奥にも鹿ぞ鳴くなる
82.
思ひわびさても命はあるものを
a)
憂きに堪へぬは涙なりけり
b)
今ひとたびの逢ふこともがな
c)
雲ゐにまがふ沖つ白波
d)
人こそ知らね乾く間もなし
e)
ふりゆくものは我が身なりけり
83.
世の中よ道こそなけれ思ひ入る
a)
山の奥にも鹿ぞ鳴くなる
b)
あまの小舟の綱手かなしも
c)
ふるさと寒く衣うつなり
d)
もれ出づる月の影のさやけさ
e)
人づてならで言ふよしもがな
84.
ながらへばまたこの頃やしのばれむ
a)
憂しと見し世ぞ今は恋しき
b)
乱れて今朝はものをこそ思へ
c)
ふりゆくものは我が身なりけり
d)
なほ恨めしきあさぼらけかな
e)
憂きに堪へぬは涙なりけり
85.
夜もすがらもの思ふ頃は明けやらで
a)
ねやのひまさへつれなかりけり
b)
世に逢坂の関はゆるさじ
c)
恋しかるべき夜半の月かな
d)
なほあまりある昔なりけり
e)
まだふみも見ず天の橋立
86.
なげけとて月やはものを思はする
a)
かこち顔なるわが涙かな
b)
名こそ流れてなほ聞えけれ
c)
乱れて今朝はものをこそ思へ
d)
傾くまでの月を見しかな
e)
花よりほかに知る人もなし
87.
むらさめの露もまだひぬまきの葉に
a)
霧立のぼる秋の夕暮
b)
世に逢坂の関はゆるさじ
c)
なほあまりある昔なりけり
d)
かひなく立たむ名こそ惜しけれ
e)
みそぎぞ夏のしるしなりける
88.
難波江の芦のかりねの一夜ゆゑ
a)
身をつくしてや恋ひわたるべき
b)
身をつくしても逢はむとぞ思ふ
c)
恋しかるべき夜半の月かな
d)
山の奥にも鹿ぞ鳴くなる
e)
もれ出づる月の影のさやけさ
89.
玉の緒よ絶なば絶えねながらへば
a)
忍ぶることのよわりもぞする
b)
われても末に逢はむとぞ思ふ
c)
ねやのひまさへつれなかりけり
d)
霧立のぼる秋の夕暮
e)
かひなく立たむ名こそ惜しけれ
90.
見せばやな雄島のあまの袖だにも
a)
濡れにぞ濡れし色は変らず
b)
ながながし夜をひとりかもねむ
c)
人の命の惜しくもあるかな
d)
恋に朽ちなむ名こそ惜しけれ
e)
三笠の山に出でし月かも
91.
きりぎりす鳴くや霜夜のさむしろに
a)
衣かたしきひとりかも寝む
b)
恋しかるべき夜半の月かな
c)
山の奥にも鹿ぞ鳴くなる
d)
世を思ふゆゑにもの思ふ身は
e)
ただ有明の月ぞのこれる
92.
わが袖は潮干にみえぬ沖の石の
a)
人こそ知らね乾く間もなし
b)
人こそ見えね秋はきにけり
c)
かけじや袖の濡れもこそすれ
d)
ふりゆくものは我が身なりけり
e)
龍田の川のにしきなりけり
93.
世の中は常にもがもな渚こぐ
a)
あまの小舟の綱手かなしも
b)
山の奥にも鹿ぞ鳴くなる
c)
あまりてなどか人の恋しき
d)
今日をかぎりの命ともがな
e)
外山の霞たたずもあらなむ
94.
みよし野の山の秋風小夜ふけて
a)
ふるさと寒く衣うつなり
b)
なほあまりある昔なりけり
c)
かひなく立たむ名こそ惜しけれ
d)
雲がくれにし夜半の月かな
e)
忍ぶることのよわりもぞする
95.
おほけなくうき世の民におほふかな
a)
わが立つ杣に墨染の袖
b)
憂しと見し世ぞ今は恋しき
c)
名こそ流れてなほ聞えけれ
d)
乱れて今朝はものをこそ思へ
e)
いでそよ人を忘れやはする
96.
花さそふあらしの庭の雪ならで
a)
ふりゆくものは我が身なりけり
b)
恋に朽ちなむ名こそ惜しけれ
c)
いづこもおなじ秋の夕暮
d)
龍田の川のにしきなりけり
e)
雲ゐにまがふ沖つ白波
97.
来ぬ人をまつほの浦の夕なぎに
a)
焼くや藻塩の身もこがれつつ
b)
身をつくしてや恋ひわたるべき
c)
衣かたしきひとりかも寝む
d)
あらはれわたる瀬々の網代木
e)
幾夜ねざめぬ須磨の関守
98.
風そよぐならの小川の夕暮は
a)
みそぎぞ夏のしるしなりける
b)
傾くまでの月を見しかな
c)
われても末に逢はむとぞ思ふ
d)
ねやのひまさへつれなかりけり
e)
なほあまりある昔なりけり
99.
人も惜し人も恨めしあぢきなく
a)
世を思ふゆゑにもの思ふ身は
b)
世を宇治山と人はいふなり
c)
もれ出づる月の影のさやけさ
d)
ただ有明の月ぞのこれる
e)
身をつくしてや恋ひわたるべき
100.
百敷や古き軒端のしのぶにも
a)
なほあまりある昔なりけり
b)
なほ恨めしきあさぼらけかな
c)
かこち顔なるわが涙かな
d)
まだふみも見ず天の橋立
e)
われても末に逢はむとぞ思ふ
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