5-32.ネットワークの構成

家庭や学校などの限られた範囲の中で利用されるネットワークを（　）という。

• ISP

• LTE

• LAN

• WAN

Answer explanation

LAN とは、Local Area Network（ローカルエリアネットワーク）の頭文字を取ったものである。
家庭や学校、企業のオフィスなど、特定の建物や敷地内で利用される。

離れた場所にある LAN どうしをつないだ広域のネットワークを（　）という。

• ISP

• LTE

• LAN

• WAN

Answer explanation

WAN とは、Wide Area Network（ワイドエリアネットワーク）の頭文字を取ったものである。
通信事業者によって提供される。

LAN や WAN が相互に接続され、世界規模に発展したネットワークのことを（　）という。

• アクセスポイント

• インターネット

• イーサネット

• ハイパーリンク

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インターネットの起源は、1969 年にアメリカ国防総省高等研究計画局によって構築された ARPANET である。
その後、1990年ごろから世界的に広く利用されるようになった。

有線 LAN において、端末や機器を LAN ケーブルで接続してネットワークを構成する装置を（　）という。

• ハブ

• サーバ

• アクセスポイント

• データセンター

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ハブのことを集線装置ともいう。
接続されたすべての端末に信号を送るものをリピータハブ、宛先の端末のみに信号を送るものをスイッチングハブといい、現在はスイッチングハブが主流である。

LAN とインターネットの間に設置する、異なるネットワークを相互に接続するための機器を（　）という。

• ハブ

• ルータ

• アクセスポイント

• エンドポイント

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ルータは通信の経路を制御したり、不正なアクセスを防いだりする機能をもつ。

無線 LAN の電波を送受信し、端末や機器をネットワークに接続する装置を（　）という。

• ハブ

• ルータ

• アクセスポイント

• エンドポイント

Answer explanation

アクセスポイントの機能を備えたルータを利用することもある。

1 台のホストコンピュータに複数台の端末を接続し、すべての処理をホストコンピュータが行うシステムを（　）という。

• 集中処理システム

• 分散処理システム

• クライアントサーバシステム

• スタンドアロンシステム

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集中処理システムでは1 台のコンピュータですべてを管理するため、運用やセキュリティの管理が行いやすくなる。
一方で、ホストコンピュータに障害が発生すると、システム全体が停止するリスクがある。

複数台のコンピュータにデータや処理を分散させ、ネットワークを通じて情報や処理結果を共有するシステムを（　）という。

• 集中処理システム

• 分散処理システム

• デュアルシステム

• スタンドアロンシステム

Answer explanation

分散処理システムでは、1 台にかかる負荷を分散し、効率よく処理を行うことができる。
一方で、管理が煩雑でセキュリティ対策が行いづらいというデメリットがある。

分散処理システムのうち、サービスを提供するコンピュータとサービスを要求するコンピュータが明確に分かれているシステムを（　）という。

• クライアントサーバシステム

• ピアツーピアシステム

• デュアルシステム

• スタンドアロンシステム

Answer explanation

サービスを提供する側のコンピュータをサーバ、サービスを要求する側のコンピュータをクライアントと呼ぶ。

分散処理システムのうち、コンピュータどうしがすべて対等な関係で構築されたシステムを（　）という。

• クライアントサーバシステム

• ピアツーピアシステム

• デュアルシステム

• スタンドアロンシステム

Answer explanation

ピアツーピアシステムでは、負荷が分散されているため処理速度が速く、匿名性を確保しやすいなどのメリットがある。
一方で、ウイルスが侵入した際にどのコンピュータから侵入してきたのかを特定するのが困難であり、感染が拡大しやすいといったデメリットがある。