歴史総合一問一答⑱（近代日本の外交と日清戦争・帝国主義）

欧米の主権国家体制では国家間は対等であったが，日本や清は他国民の犯罪を自国の法律や裁判所で裁くことのできないといった何というものを欧米諸国に認めざるをえなかったか。

政府は1872年に尚泰を藩王とする琉球藩を設置したのち，1879年には沖縄県を置いたが，この一連の政策を何というか。

明治政府は、ロシアとの間で樺太・千島交換条約を締結し、千島列島を放棄して樺太を領土とした。正か誤か。

• 正

• 誤

開国を拒む朝鮮に対し，日本は軍事的圧力のもとで1876年に朝鮮側にとって不利な内容の何という条約をむすんだか。

日本は朝鮮との間に日朝修好条規を締結したが、これは完全な対等条約であったため、政府内部に征韓論争が起こった。正か誤か。

• 正

• 誤

日清修好条規を説明するための語句として不適切なものはどれか。

• 江華島事件

• 領事裁判権

• 対等条約

• 相互に開港

明治時代の日本がなぜ不平等条約の改正に成功したのか。要因として考えられる説明のうち不適切なものはどれか。

• 欧米諸国に対して，激しい外国人排斥運動を行い実力が認められたから。

• 国民国家となることで欧米諸国と同じ価値観・法規範を持ったから。

• 憲法を制定して，欧米諸国に類似した立憲制度を導入したから。

日英通商航海条約が結ばれた結果，幕末以来の課題であった欧米諸国との条約改正が一部実現した。一方で何が残されたか。

• 最恵国待遇の双務化

• 領事裁判権の撤廃

• 関税自主権の完全回復

日清戦争直前の 1894 年に結ばれ，法権回復が盛り込まれた条約は何か。

• 日英同盟

• 日英通商航海条約

• 改正日米通商航海条約

• 日米和親条約

1894年に何という外務大臣の主導によって日英通商航海条約が結ばれ，領事裁判権が撤廃されたか。