1.生徒指導の取り組み上の留意点/児童生徒の権利の理解
(1)児童の権利に関する条約
児童生徒の人権の尊重という場合に、留意すべきは、平成元年11 月20 日に第44 回国連総会において採択された児童の権利に関する条約です。日本は、( )にこの条約に署名し、平成6年に批准し、効力が生じています。
この場合の児童とは、18 歳未満の全ての者を指します。本条約の発効を契機として、児童生徒の基本的人権に十分配慮し、一人一人を大切にした教育が行われることが求められています。生徒指導を実践する上で、児童の権利条約の四つの原則を理解しておくことが不可欠です。